ペット供養とは?供養方法や選び方を解説
共に過ごしてきたペットとのお別れは、誰にとっても胸が痛むものです。最期まで愛情を込めて送り出したいと思う一方で、「どんな供養をすればいいのか」「納骨にはどのような選択肢があるのか」と迷ってしまう方も少なくありません。
ペット供養には、遺骨を身近に置く手元供養をはじめ、霊園や寺院への納骨、ご自宅での埋葬など、いくつかの方法があります。
本記事では、ペットが安らかに眠れるように整えたい供養の選択肢と選び方などポイントをご紹介します。今のご自身の気持ちにあった形を見つけていきましょう。
ペット供養とは
ペット供養とは、人と同じように亡くなったペットの冥福を祈り、これまでの時間に感謝を伝え弔うことです。
供養に「正解」はありません。
大切なのは、立派な形式よりも、心が落ち着く“祈りの場所”や“祈りの時間”を持つことです。
たとえば、遺骨を手元に置いて毎日声をかけるのも供養ですし、お寺や霊園に納骨して折々にお参りするのも供養です。
「この子はどうしてほしいだろう」「自分はどうしてあげたいだろう」——その気持ちが、供養の中心になります。
ペットが亡くなったら最初に行うこと
1.安置の準備
(できる範囲で構いません)
- 体をやさしく整え、口や目を閉じられる範囲で整える
- タオルやペットシーツを敷き、体液が出ても対応できるようにする
- 夏場は特に、保冷剤やドライアイス等で体を冷やし、室温を低めに保つ
2.火葬にするか、埋葬にするかを決める
供養の選択肢は多いですが、多くの方はまず火葬を行い、その後に「納骨」「手元供養」などを選びます。
一方で、ご自宅のお庭への埋葬を考える方もいます。ただし、後から掘り返す可能性がある/衛生面や近隣配慮が必要など、現実的な検討点もありますので、ご都合にあった方法で進めていただければと思います。
また、供養は気持ちの問題である一方、継続性も重要です。「家族の誰が、いつお参りに行けるか」「将来的に管理が難しくなったらどうするか」まで一度話しておくと、後の迷いが減ります。
●火葬の場合、火葬の種類(遺骨を残すかどうか)もあわせて検討してください
火葬は「遺骨を手元に残す(返骨あり)」か、「合同火葬で返骨なし」かで、その後の供養方法が大きく変わります。
後から選択肢を広く残したい場合は、まず“返骨あり”で進めるのが判断しやすいです。
供養の方法と選び方
供養方法は、主に「お参りのしやすさ」「将来の管理負担」「気持ちの落ち着き方」で選ぶのが実務的です。 以下の3つが代表的な選択肢です。
1.お寺や霊園などのお墓に
納骨・埋葬する
お寺や霊園での納骨は、管理面の安心感が得やすいのも特徴です。
区切りと安心感を得やすい選択肢でもあります。
– 個別埋葬・納骨【初期費用相場:10万円~数十万円程度、年間管理料相場:5千円~1万2千円程度】
一定期間または永続的に個別で安置。静かにお参りしたい方に向いています。
個別にお墓を設ける場合、購入時にかかる墓石代や土地代のほかに、別途で管理料(年間管理料)も発生することも多く、全体の費用も事前によく確認しておく必要があります。
– 合同埋葬・納骨(合祀)【初期費用相場:1万円~30万円程度、年間管理料相場:5千円~3万円程度】
他のペットと一緒に供養。費用と管理負担を抑えやすい一方、後から取り出せない場合が多いので事
前確認が重要です。
– 人とペットが一緒に入れるお墓に埋葬する【初期費用相場:60万円~数百万円程度、年間管理料相場:5千円~1万円程度】
近年は「最期も一緒に」という希望から、人とペットの共葬を選ぶ方も増えています。生前契約できる
ケースもあるため、将来設計の一環として検討するのも有効です。
– お庭に埋葬
ご遺骨を骨壺から出して直接埋葬して土に還す「自然葬」形式か、骨壺ごと埋葬する形式かのいずれ
かになります。もし骨壺ごと納める場合は、供養方法を変えたくなった時にもお骨を取り出すことが可能
ですが、納骨状況によってはカビが生えてしまうケースもあり、状態が悪い場合には再火葬などが必要
になることもあります。土地の状況や衛生・近隣配慮、将来的な引っ越し、掘り返しの可能性など、現実
面の検討も必要です。
2.ご自宅での手元供養
手元供養は、「毎日声をかけたい」「しばらくは離れたくない」という方に選ばれている方法です。手の届く場所に安置し供養をすることで、ご家族のペースで祈りの時間を持てます。
ご自宅で遺骨を保管する際のポイント
- 湿気・直射日光を避ける(きれいに保ちやすいため)
- 倒れにくい、安定している場所に置く
- 将来納骨へ移る可能性がある場合は、移し替えやすい形で保管する
遺骨を手元に置いても問題ない?供養方法は後から変えられます
「遺骨を手元に置いたままでいいのかな」と不安になる方は多いですが、手元供養は一般的な供養の形のひとつです。
気持ちが整うまで、しばらく一緒に過ごすことは、決して“間違い”ではありません。
また、供養は一度決めたら変えられないものではありません。
たとえば、手元供養を続けた後に、生活の変化やご家族の年齢をきっかけに、永代供養が付いた合同墓(合同慰霊碑)や納骨堂(納骨棚)へ移行することもできます。
供養は、あなたの人生の中で続いていくものです。
そのときどきの状況に合わせて、無理なく続けられる形に整えていく——それがいちばん誠実な供養だと思います。
調布不動尊 常性寺の
ペット供養
家族の一員であるペット。
家族として愛される方が増える今、
常性寺では 「ペットも大切な家族の一員」 というお気持ちを尊重し
花に囲まれたペット墓所を設けています。
納骨費用と墓前供養(選択制)のみで、一般的なお墓のような年間管理料・維持費は発生しません
ペットも人と同じように、心を込めたお別れと祈りの時間を。
「ちゃんと見送ってあげたい」「これからも祈り続けたい」——その想いに応える形で、納骨と供養を受け付けています。
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調布不動尊 常性寺 法務執事
